前場コメント No.3　ハッチワーク、ファーマライズ、 エルイズビー、グランディ、今村証券、ＩＲＪＨＤ

★9:03　 ハッチワーク－買い気配スタート／東証グロース上場　寄り前は2700円
　月決め駐車場の検索ポータルサイトやオンライン管理支援サービスなどの提供を行うハッチ・ワーク<148A>はきょう、東京証券取引所のグロース市場に上場した。公開価格2160円の買い気配で始まり、差し引き約12万株の買い越し。直前の寄り前気配は2700円前後だった。

　主幹事はＳＭＢＣ日興証券で、公開株数は34万8700株。企月決め駐車場のDX（デジタルトランスフォーメーション）推進と不動産賃貸・管理運営の二本柱。月決め駐車場のマッチングやオンライン管理支援サービス提供、会議室やスモールオフィスの貸し出しなどを展開している。

★9:04　 ファーマライズＨＤ－3日続落　通期営業益を下方修正　3Q累計は4％減
　ファーマライズホールディングス<2796>が3日続落。同社は25日、24.5期通期の連結営業利益予想を従来の14.8億円から10.6億円（前期比26.6％減）に下方修正すると発表した。

　M＆Aに係る支払手数料が当初の計画を上回り、販管費を押し上げたほか、仕入れ原価の増加も響いた。
　
　3Q累計の連結営業利益は8.6億円（前年同期比3.7％減）となった。

★9:04　 エルイズビー－買い気配スタート／東証グロース上場　寄り前は1450円
　ビジネスチャットを中心とした現場DXサービスの開発・提供を行うＬ is Ｂ<145A>はきょう、東京証券取引所のグロース市場に上場した。公開価格1188円の買い気配で始まり、差し引き約43万株の買い越し。直前の寄り前気配は1450円前後だった。

　主幹事は野村証券で、公開株数は167万2600株。建設業、流通小売業、インフラ業、運輸・交通業など「現場」を持つ企業の業務課題をDX（デジタルトランスフォーメーション）によって解決するデジタルサービスを、主にSaaS（Software as a Service）形態で提供している。

★9:04　 グランディハウス－売り気配　通期最終益を下方修正　不動産・建築材販売事業で苦戦
　グランディハウス<8999>が売り気配。同社は25日、24.3期通期の連結最終益予想を従来の10.0億円から3.7億円（前期比82.9％減）に下方修正すると発表した。
　
　不動産販売事業および建築材料販売事業において、コロナ関連の住宅特需の反動減、建材価格の高騰に伴う住宅価格の上昇に起因する需要の低迷と販売競争の激化により厳しい経営環境が継続した。ほか、同社単独決算における繰延税金資産の取り崩しによる税金費用の増加も響いた。

★9:05　 今村証券－6日続伸　ラップサービス「未来設計」を提供開始
　今村証券<7175>が6日続伸。同社は25日、2024年4月1日より、アイザワ証券グループ<8708>傘下のアイザワ証券を投資一任業者とするゴールベースアプローチ型ラップサービス「未来設計」の取扱いを開始すると発表した。
　
　同サービスにおいて、顧客はアドバイザーである同社に相談しながら、ライフプランに応じた最大10のゴールを設定し、それぞれのゴールに対する資産運用プランを専用ツールで設計できるとしている。

★9:05　 ＩＲジャパン－4日ぶり反発　通期営業益を上方修正　未定だった期末配当は15円
　アイ・アールジャパンホールディングス<6035>が4日ぶり反発。同社は25日、24.3期の連結営業利益予想を従来の9.1億円から10.2億円（前期比8.5％減）に上方修正すると発表した。

　売上高の増加と外注費などの固定費の減少を踏まえた。

　併せて未定としていた24.3期の期末配当予想を15円（前期末は68円）にすると発表した。年間配当予想は30円（前期は113円）となる。