日経平均VIは低下、株価下げに転じるも警戒感は広がらず

5/21 14:21 配信

フィスコ

 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時20分現在、前日比-0.21(低下率1.22%)の17.01と低下している。なお、今日ここまでの高値は17.46、安値は16.87。

今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。取引開始後、日経225先物は伸び悩、午後は下げに転じているが、下値を売り急ぐ動きは見られず、投資家心理は大きくは悪化していない。一方、市場では日本時間23日未明に発表される米半導体エヌビディアの決算への警戒感もあり、市場心理の改善も限定的で、日経VIは朝方に、昨日の水準を上回る場面もあった。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《SK》

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最終更新:5/21(火) 14:24

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