米金融当局は経済金利予測の発信方法で改善策検討を-シカゴ連銀総裁

5/5 15:56 配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 米シカゴ連銀のグールスビー総裁は3日、政策当局者による経済情勢に関する見解の発信方法や、それを金利予測に反映するやり方について改善策を検討すべきだと述べた。

グールズビー総裁はスタンフォード大学フーバー研究所で行われたイベントでの講演で、連邦公開市場委員会(FOMC)の四半期経済予測(SEP)について、「経済情勢と金利の予測の関連性がなければ、ドットプロット(金利予測分布図)は経済的内容のない単なる意見の集まりに過ぎない」と指摘した。

SEPはFOMC参加者19人が四半期ごとに公表する成長率とインフレ率、失業率、金利に関する予測をまとめたもの。

同総裁は各参加者のさまざまな経済指標に関する予測を、匿名でリンクさせることも検討できようと述べ、そうすることで、特定の経済的結果が政策にどう影響し得るかをよりよく伝えることができると論じた。

原題:Goolsbee Says Fed Could Better Convey How It Responds to Economy(抜粋)

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最終更新:5/5(日) 15:56

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