【ロンドン時事】28日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、翌日発表の米インフレ指標を前に動きづらく、1ドル=151円台前半でもみ合った。正午現在は151円31~41銭と、前日午後4時(151円30~40銭)比01銭の円安・ドル高。
円は序盤、日本政府・日銀による円売り・ドル買いの為替介入に対する警戒感がくすぶる中、米連邦準備制度理事会(FRB)理事の利下げに関する発言を背景に早期利下げ期待が後退し、もみ合いながら円安方向に推移。ただ、ロンドン市場は翌日イースター休暇で休場となるため、翌日発表の米個人消費支出(PCE)物価指数を前に動きづらく、小幅な値動きとなった。
対ユーロは1ユーロ=163円13~23銭(前日午後4時は163円71~81銭)と、58銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0779~0789ドル(同1.0815~0825ドル)。
ポンドは1ポンド=1.2608~2618ドル(同1.2624~2634ドル)。スイス・フランは1ドル=0.9052~9062フラン(同0.9051~9061フラン)。(了)
時事通信
最終更新:3/28(木) 21:35
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