〔ロンドン外為〕円下落、156円台半ば(14日正午)

5/14 20:21 配信

時事通信

 【ロンドン時事】14日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、円売り・ドル買いが進んだ海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル=156円台半ばに下落した。正午現在は156円38~48銭と、前日午後4時(155円87~97銭)比51銭の円安・ドル高。
 この日の東京市場では、米国のインフレ関連指標の上昇を受けて米利下げ観測が後退し、円売り・ドル買いが優勢だった。ロンドン時間の朝方は156円40銭台で推移。午前中に時間外取引での米長期金利の低下を眺めて一時156円20銭台に強含んだが、正午にかけてじりじりと水準を切り下げた。投資家は、この後発表される4月の米卸売物価指数(PPI)や、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の討論会での発言などに注目している。
 対ユーロは1ユーロ=168円84~94銭(前日午後4時は168円41~51銭)と、43銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0791~0801ドル(同1.0799~0809ドル)。
 ポンドは1ポンド=1.2550~2560ドル(同1.2558~2568ドル)。スイス・フランは1ドル=0.9070~9080フラン(同0.9055~9065フラン)。(了)

時事通信

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最終更新:5/14(火) 20:34

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