24歳自営業男性・年収200万円で資産600万円「S&P500に月3万3333円、ビットコインに毎日100円」の積立投資術

4/15 6:10 配信

あるじゃん(All About マネー)

2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

◆24歳・年収200万円自営業男性の積立投資の取り組みと運用成績は?

今回は宮城県に住む24歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

▼家族構成

本人のみ

▼金融資産

年収:200万円
金融資産:現預金400万円、リスク資産200万円

▼リスク資産の内訳

・投資信託150万円
・ビットコイン50万円

▼積立投資実績

(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・米国株式(S&P500)/NISA:2022年から継続中
・ビットコイン:2023年から継続中

2022年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

投資額は、つみたてNISAでS&P500に「月3万3333円」、ビットコインはコインチェック(仮想通貨取引所)を利用して「毎日100円」をベースに適宜積み立てているとのこと。

運用実績についてはS&P500が「元本110万円→運用益込150万円」、ビットコインは「元本25万円→運用益込50万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子です。

「つみたてNISAに関しては、ずっと右肩上がりで大きく下がることも無く、毎年利益を出せていました」と投稿者。

ただ、現在100%の利益が出ているビットコインは、「去年とても大きく下がってしまって元本の半分くらいが含み損になってしまいました。しかし、今年大きく盛り返していまは元本の2倍くらいに」なっていったとのこと。

総じて「NISAもビットコインも積立投資なので、ゆっくりと確実に増えている印象です。ビットコインに関しては、少し変動が大きいので資産の増減は激しいですが、(損失が大きくなる一括投資ではなく)積立のおかげでメンタルを崩さずに持ち続けることができています」と説明されています。

◆24歳・年収200万円自営業男性の思う積立投資のメリットは?

積立投資を始めてよかった点として、「お金についての教養が身についたことです。相場や経済状況も見るようになったし、段々と知識が増している印象です」とコメント。

「お金が手元にあると、つい気が大きくなってしまい買い物や、誰かに奢って」散財しがちだそうで、「手元にお金を置いておかない」という意味でもメリットを感じている様子です。

ただ、前述のようにビットコインが暴落した際はさすがに積立をやめたくなったそう。ただレバレッジ商品と違い「現物投資はロスカット(強制決済)が無いので、その利点を生かして続けることができました」と振り返ります。

これから積立投資を始める人に向けてのアドバイスは、「まずは少額から始めること。そして分散をすること」だそう。

「そうすることで、投資のことを理解しながら進めていける。メンタルも崩れることが無いし、安定すると思います」とコメントを残されていました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします

あるじゃん(All About マネー)

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最終更新:4/15(月) 6:10

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