アジア株市況－上海総合指数は6日続伸　銀行株に買い

　アジア株は堅調。上海総合指数は6日続伸。5連騰した後とあって、戻り売りや持ち高調整の動きが重荷だった。ただ、その後は次第に下値を切り上げ、大引けにかけて上げに転じて取引を終えた。銀行株など中国政府の内需振興策や産業支援措置から恩恵を受けそうな銘柄が買われ、相場を支えた。

　香港ハンセン指数は6日続伸。本土株同様、上値が重い展開。前日の米株高が好感されたほか、中国政府が打ち出す追加の景気対策への期待は強いものの、米国の関税政策を巡る不透明感が嫌気された。また、中国では16日に2025年1－3月期の国内総生産（GDP）や固定資産投資、3月の小売売上高や鉱工業生産など主要経済指標の発表が控えており、様子見ムードも広がった。


ハンセン
　21466.27 +48.87(+0.22%)
レッドチップ
　3725.76 +0.79(+0.02%)
上海総合
　3267.66 +4.85(+0.14%)
台湾加権
　19857.67 +344.58(+1.76%)
韓国総合
　2477.41 +21.52(+0.87%)
ムンバイSENSEX(取引中)*
　76779.1 +1621.84(+2.15%)
タイ SET
　休場
ジャカルタ総合(取引中)
　6403.61 +35.09(+0.55%)
マレーシアFBM　KLCI(取引中)
　1487.51 +6.65(+0.44%)
フィリピン総合
　6186.1 +40.58(+0.66%)
シンガポールST(取引中)*
　3616.24 +67.33(+1.89%)
ベトナムVN
　1227.79 -13.65(-1.09%)

17時41分現在
*は15分遅れ