前場コメント No.3　ギグワークス、ナガオカ、ジャパＭ＆Ａ、南海電、アズワン、くら寿司

★9:02　 ギグワークス－買い気配　1Q営業益14.2倍　通期進ちょく率49％
　ギグワークス<2375>が買い気配。同社は12日、24.10期1Q（11-1月）の連結営業利益は1.0億円（前年同期比14.2倍）だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は49.3％。

　システムソリューション事業が取引先との契約単金やコスト見直しなどにより増益となった。シェアリングエコノミー事業が黒字となったことも寄与した。

★9:02　 ナガオカ－買い気配　50万株・6.2億円を上限に自社株買い　割合は7.1％
　ナガオカ<6239>が買い気配。同社は12日、50万株・6億1750万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。2024年3月12日の終値（最終特別気配を含む）1235円で、2024年3月13日午前8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引（ToSTNeT－3）において買い付けの委託を行う。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は7.1％となる。

　同社の従業員に対する譲渡制限付株式報酬制度の導入にあたり、従業員に株式報酬として交付する株式へ充当することを目的としているという。

★9:02　 ナガオカ－買い気配　期末配当予想を増額　7円増配へ
　ナガオカ<6239>が買い気配。同社は12日、24.3期の期末配当予想を従来の23円から30円（前年同期は23円）に引き上げると発表した。年間配当予想は30円（前期は23円）となる。
　

★9:03　 ジャパンＭ＆Ａ－売り気配　1Q営業益70％減　成約が少なくなりやすい時期
　ジャパンＭ＆Ａソリューション<9236>が売り気配。同社は12日、24.10期1Q（11-1月）の営業利益は743万円（前年同期比70.1％減）だったと発表した。

　期末に案件成約へ注力するため、期初は成約見込みの高い予材が一時的に低下する傾向にある。減収減益は業績予想には織り込み済みであり、2Q（2-4月）の巻き返しを見込むとしている。

★9:03　 南海電気鉄道－東海東京が目標株価引き上げ　韓国からのインバウンド需要好調
　南海電気鉄道<9044>が4日ぶり反発。東海東京調査センターでは、韓国からのインバウンド需要好調、空港線の回復は強いと判断。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を3600円→3870円と引き上げた。

　前回の東海東京シナリオでは、24.3期下期（10月～）から中国インバウンドの本格回復を見込んでいたが、中国インバウンドの回復は引き続き弱く推移している。一方、韓国インバウンドがそれを補って拡大していることから、中国インバウンドの回復に頼らずとも、同社の空港線の好調さは継続すると東海東京では想定している。
　また、25.3期は運賃改定効果も通期寄与が見込まれること、25.3期に過去最高益の更新が可能という従前からのシナリオに変更はないとしている。

★9:04　 アズワン－3日続伸　44万株・22.8億円を上限に自社株買い　割合は1.22％
　アズワン<7476>が3日続伸。同社は12日、44万株・22億8404万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。2024年3月12日の終値5191円で、2024年3月13日午前8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引（ToSTNeT－3）において買い付けの委託を行う。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.22％となる。

★9:04　 くら寿司－売り気配　1Q営業黒字転換　通期見通しは据え置き
　くら寿司<2695>が売り気配。同社は12日、24.10期1Q（11-1月）の連結営業損益は17.5億円（前年同期は6.7億円の赤字）だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は72.8％。

　北米とアジアは増収だったものの、物価上昇などにより減益となった。一方、国内の売上高、営業利益はともに1Qとして過去最高を更新した。人流回復や、「かに」「まぐろ」など人気の高い商品を中心としたフェア、人気アニメ「ブルーロック」とのコラボ企画などが奏功した。

　なお、通期の見通しを据え置いたこともあり、株価は売りの反応となっている。