4月1日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比566.35円安の3万9803.09円で取引を終えた。朝方は買いが先行したものの、新年度に伴う機関投資家による利益確定売りに押され、次第に値を崩した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、コムシード <3739> が大幅反発し、一気に300円台を回復した。コムシードは、前週末3月29日に子会社のHashLinkのブロックチェーンゲーム『ユニスタ』内でも使えるユーティリティコイン「MUC」が世界有数の暗号資産取引所Gate.ioに上場することが決定したと発表したことが株価の刺激材料になったようだ。
SMBC日興証券が目標株価は4600円から4300円に引き下げたものの、投資判断「1」を継続したKADOKAWA <9468> は小幅続伸した。
半面、KLab <3656> が下げ幅を拡大して5日続落した。KLabは、前週末3月29日に他社協業タイトルのリリース時期の変更で繰延税金資産の取り崩しを行うことを発表しており、新作による業績回復のタイミングが遅れるのではとの懸念が広がったようだ。
gamebiz
最終更新:4/1(月) 17:49
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