(ブルームバーグ): 10日のミラノ株式市場でイタリアの特殊金融会社BFFバンクの株価が大幅下落、一時最大の下げを記録した。イタリア銀行(中央銀行)が同行への調査結果を基に利益分配と海外進出の一時停止を命じたことに反応した。
BFFの株価は一時32%安と、2017年に上場して以降で最も下落した。ミラノ時間午前9時55分時点で同社株の取引は一時停止となっている。
前日発表された同行の声明によると、中銀はBFFの国家機関に対する与信エクスポージャーの分類やガバナンス、報酬慣行を調査し、4月29日に同行に一連の対応を指示した。
原題:BFF Bank Shares Slump 32% Amid Bank of Italy Probe (1)
(抜粋)
--取材協力:Tiago Ramos Alfaro.
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最終更新:5/10(金) 17:44
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