日経平均VIは低下、落ち着いた株価推移で警戒感が後退

3/22 14:11 配信

フィスコ

 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比-0.42(低下率2.23%)の18.41と低下している。なお、今日ここまでの高値は18.56、安値は18.14。

昨日の米株式市場で主要指数が上昇し、最高値を更新した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。取引開始後、日経225先物は上値が重く、昼頃に下げに転じる場面があったが売り急ぐ動きはなく、下値の堅い展開となった。日経225先物が昨日までの3日続伸で2190円と大幅に上昇した後、今日は落ち着いた株価推移となっていることから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退し、日経VIは昨日の水準を下回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《SK》

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最終更新:3/22(金) 14:17

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