日経平均は190円程度高、買い先行後も堅調推移=24日前場
24日午前10時2分すぎの日経平均株価は、前日比190円程度高い4万150円前後で推移する。午前9時59分には、同230円41銭高の4万189円28銭を付けている。現地23日の米国株式市場では、トランプ米大統領が世界経済フォーラム(ダボス会議)で、米金利や原油価格の引き下げを求めたことから、NYダウとナスダック総合指数がそろって4日続伸。その動きを受け、日本株も買いが先行した。きょうの日銀金融政策決定会合では、短期金利を0.25ポイント引き上げ0.50%とすることが予想されているが、足元では堅調に推移している。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、23日の大阪取引所清算値比30円高の3万9920円だった。
業種別では、全33業種のうち30業種が上昇、3業種が下落している。三井不 <8801> 、菱地所 <8802> などの不動産株や、バンナム <7832> 、任天堂 <7974> などのその他製品株が高い。中部電 <9502> 、関西電 <9503> などの電気・ガス株や、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> などの海運株も高い。大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株や、OLC <4661> 、リクルートH <6098> などのサービス株も堅調。味の素 <2802> 、JT <2914> などの食料品株や、JR西日本 <9021> 、JR東海 <9022> などの陸運株もしっかり。一方、ENEOS <5020> 、コスモエネH <5021> などの石油石炭製品株や、住友電工 <5802> 、フジクラ <5803> などの非鉄金属株が安い。
個別では、GMOインタ <4784> 、テラスカイ <3915> 、住友ファーマ <4506> 、テクノプロH <6028> 、サッポロHD <2501> などが上昇。半面、ディスコ <6146> 、三菱自 <7211> 、ニデック <6594> 、MARUWA <5344> 、マイクロニ <6871> が下落している。
東京外国為替市場では午前10時2分時点で、ドル・円が1ドル=156円台の前半(23日は156円60-62銭)、ユーロ・円が1ユーロ=162円台の後半(同162円87-91銭)で取引されている。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
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最終更新:1/24(金) 10:05