電算システム、ＪＰＹＣと資本・業務提携

　電算システム <4072> は７日、グループ会社の電算システムが、日本円連動ステーブルコイン「ＪＰＹＣ」を取り扱うＪＰＹＣ（東京都千代田区）と資本・業務提携したと発表した。

　ＪＰＹＣは第三者型前払式支払手段として、１ＪＰＹＣ＝１円で取引される日本円連動ステーブルコイン「ＪＰＹＣ」の開発・運営を手がける。ＪＰＹＣでは、２３年６月に施行された改正資金決済法に基づき、資金移動業および電子決済手段等取引業のライセンス取得を目指している。ライセンスを取得することで、電子決済手段として「ＪＰＹＣ」と日本円の交換が可能になり、銀行やクレジットカードを介さずに「ＪＰＹＣ」を利用してＢｔｏＣ・ＢｔｏＢ・ＣｔｏＣの決済や送金ができるようになるという。

　電算システムは、新しい決済サービスのあり方を検討するなか、「ＪＰＹＣ」による次世代決済サービスＷｅｂ３、ブロックチェーンを活用した新サービスの登場に可能性に着目。ＪＰＹＣと伴走し新しい基盤の共同開発を通じて共に社会実装を目指して、ＪＰＹＣ社へ出資した。

　８日の終値は、前日比３円安の２７８２円。

提供：ウエルスアドバイザー社