２２日の東京株式市場見通し＝弱含みの展開か

　予想レンジ：３万８７００円－３万９１００円（２１日終値３万８９４６円９３銭）

　２２日の東京株式は、弱含みの展開か。現地２１日の米国株式は上昇したものの、きのう２１日の日経平均株価は上値が重く、下げ幅を拡大して取引を終えていたことから、売り優勢のスタートとなりそう。米エヌビディアの決算発表を受けた、米国株式の反応をみたいとして、様子見姿勢が強まることも想定される。為替相場は、ドル・円が１ドル＝１５６円台の前半（２１日は１５６円２２－２４銭）、ユーロ・円が１ユーロ＝１６９円台の半ば（同１６９円７２－７６銭）と小動き。２１日のＡＤＲ（米国預託証券）は円換算値で、高安まちまちながら、ＬＩＮＥヤフ <4689> 、楽天グループ <4755> 、アドバンテス <6857> などが、２１日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、２１日の大阪取引所清算値比８０円安の３万８８６０円だった。（高橋克己）

２２日の主な経済指標・スケジュール
【国内】
・　８：５０　３月機械受注、４月貿易統計
・１４：００　４月粗鋼生産
・４０年国債入札

【海外】（時間は日本時間）
・２３：００　米４月中古住宅販売件数
・米２０年国債入札
・ＦＯＭＣ議事録（４月３０日－５月１日開催分）
・決算発表＝（米国）アナログ・デバイセズ、エヌビディア、スノーフレーク、シノプシス、ターゲット、ＴＪＸ

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供：ウエルスアドバイザー社