フロンティア・コミュニケーションズ、不正アクセスを公表＝米国株個別

（NY時間10:27）（日本時間23:27）
フロンティア・コミュニケーションズ　22.33（-0.25　-1.09%）

　通信回線サービスのフロンティア・コミュニケーションズ・ペアレントが前日引け後に、第三者が同社のＩＴ環境の一部と、個人を特定できる情報に不正アクセスしたことを明らかにした。システムの一部をシャットダウンしたことで業務に支障が生じているとしている。第三者がサイバー犯罪グループである可能性が高いと判断しているという。

　現在は通常業務の復旧中で、中核的なＩＴ環境は復旧したとも発表。本件が当社の財政状態または経営成績に重大な影響を及ぼす可能性は合理的に低いと判断しているとも述べた。

　ただ、株価は下落して始まったものの、下げ渋る動きも出ている。

【企業概要】
　米国で通信接続会社や個人向けにインターネット通信回線サービスを提供する。ブロードバンドサービス・イーサネットサービス等をファイバー網や銅基網等を介して提供する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース（minkabu PRESS）