17日の東京株式市場見通し=軟調な展開か
予想レンジ:3万8700円-3万9200円(14日終値3万9149円43銭)
17日の東京株式は、軟調な展開か。トランプ米大統領は現地14日、輸入自動車に対する関税を4月2日ごろに公表することを明らかにした。日本の輸出の主力である自動車産業への影響が警戒され、自動車関連株には重しとなりそう。現地17日の米国株式市場は、プレジデンツ・デーで休場となることから、海外投資家の市場参加は少ないとみられ、様子見姿勢が強まることも想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=152円台の前半(前週末14日は152円73-75銭)とやや円高方向に振れ、ユーロ・円は1ユーロ=159円台の後半(同159円84-88銭)と小動き。前週末14日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、キーエンス <6861> 、ローム <6963> 、オリンパス <7733> などが、同14日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同14日の大阪取引所清算値比10円安の3万9100円だった。(高橋克己)
17日の主な経済指標・スケジュール
【国内】
・ 8:50 10-12月期GDP(国内総生産)
・13:30 12月第三次産業活動指数
・決算発表=ブリヂス <5108>
【海外】(時間は日本時間)
・米国市場はプレジデンツ・デーで休場
・決算発表=(米国)トランスオーシャン
◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
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最終更新:2/17(月) 7:48