【日本株】2024年・秋の「おすすめ新興株」を紹介!オンライン決済サービスが好調な「BASE」、国内外でロボットスーツの導入拡大が進む「CYBERDYNE」に注目
【2024年・秋のおすすめ新興株】オンライン決済などが成長している「BASE」、国内外でロボットスーツの導入拡大が見込める「CYBERDYNE」に注目!
●注目は、個人などへのEC支援事業を手掛ける「BASE」や、
医療・介護向けロボットスーツを開発する「CYBERDYNE」!
東証グロース市場250指数は2024年3~5月に19%超も下落したものの、6月からは反転上昇。8月上旬の“植田ショック”で暴落したが早期に立て直し、6~8月の3カ月間で8%ほど上昇した。全体的に見て、新興株の市場環境はやや改善していると見てよさそうだ。
こうした状況を踏まえて、以下では東証グロース市場に上場する「新興株」のうち、アナリストが業績をチェックしたうえで、投資判断を”強気”としている2銘柄を紹介! 投資の参考にしてほしい(※最低投資額などの数字は、2024年9月4日時点。投資判断は今後3カ月に関するもので「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階。投資判断や分析コメントはアナリストなど17名から構成された「ダイヤモンド・ザイ人気500銘柄分析チーム」が担当)。
一つ目の銘柄は、個人や中小企業向けのEC支援事業を手掛けるBASE(4477)だ。
BASEの業績は、オンライン決済サービスや資金調達サービスの売上伸長に加え、販管費の抑制もあり、上期は5億円あまりの営業黒字。通期ではプロモーション費の増加などを吸収し、2億円の営業黒字計画に上方修正した。越境ECの付加価値向上を目的として子会社化した「want.jp」も早々に利益貢献している。ただ、ネットショップ作成サービスは流通総額がやや想定を下回り、今後の動向を注視したい。
続いて紹介する銘柄は、医療・介護向けロボットスーツ「HAL」シリーズを展開するCYBERDYNE(7779)だ。
CYBERDYNEの製品は、米国で治療実績が着実に増加。小型モデルの市販承認と脳性麻痺への適応拡大の承認を取得した。マレーシアでは、2024年末に運用開始する大型医療複合施設にサイバニクス製品(HALに代表される、人体に装着して歩行などの運動機能の改善や再生を促進させる装置)の大型導入が予定されている。日本においても5年間の使用成績調査で安全性と有効性が確認され、保険点数が増点。介護でのリハビリ効果も確認されており、導入拡大が期待される。
ダイヤモンド・ザイ
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最終更新:10/1(火) 21:21