欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、下げ渋り

4/29 20:07 配信

トレーダーズ・ウェブ

 29日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。20時時点では155.87円と17時時点(155.55円)と比べて32銭程度のドル高水準だった。155.90円台から155円前半まで急落する場面はあったが、直ぐに155円後半まで切り返した。(公式発表はないが)本邦通貨当局の為替介入を受けて神経質な動きは続いたものの、次第に155円半ばから後半で値幅は狭まってきた。
 神田財務官は「為替介入の有無については言えない」としながらも、円安進行は投機によるものと言及。「必要に応じて適切な対応をする」とも述べた。

 ユーロ円は下値が堅かった。20時時点では167.03円と17時時点(166.69円)と比べて34銭程度のユーロ高水準だった。何度か売りが強まった場面でも166.30円前後では支えられた。ドル円の下落が一服し、ユーロドルの下げ渋りにも支えられて167円前半まで持ち直した。

 ユーロドルは底堅い。20時時点では1.0717ドルと17時時点(1.0717ドル)とほぼ同水準だった。4月ユーロ圏経済信頼感が予想を下回ると1.0697ドル付近まで下押すも、一巡後は1.07ドル前半でじり高となった。
 なお大方の予想に反し、スペインのサンチェス首相は辞任しない意向を会見で表明した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.54円 - 160.17円
ユーロドル:1.0687ドル - 1.0734ドル
ユーロ円:165.66円 - 171.56円

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最終更新:4/29(月) 20:07

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