＜８日の動意株＞エスクロＡＪが３日続落、２５年２月期の大幅な減益見通しを嫌気

　エスクロＡＪ <6093> が３日続落し、１０円安の１４２円を付けた。前週末５日引け後、２５年２月期の連結業績予想を発表。大幅な減益見通しを示し、嫌気された。

　２５年２月期業績は、売上高が４７億５００万円（前期比１３．７％増）、営業利益は３億３９００万円（同２５．７％減）を予想する。ネット系金融機関を中心としたシェアや担保適格性業務の効率化ニーズなどを取り込んだ業務領域の拡大に注力。また、司法書士を主とする士業専門家のＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）化を支援する新サービスの開発・導入に取り組む。中長期に渡り持続的な成長を実現できるサービスとそれを支える体制・仕組みを構築するためのシステム投資と人的資本への投資を進めるため、増収減益を見込む。期末一括配当予想は未定（前期実績６円）としている。

　２４年２月期決算は、売上高が４１億３８００万円（前期比１１．５％増）、営業利益が４億５１００万円（同９５．１％増）だった。

　８日の終値は、前週末比８円安の１４４円。

提供：ウエルスアドバイザー社