(ブルームバーグ): 三井住友フィナンシャルグループ(FG)傘下の三井住友銀行は28日、インド西部グジャラート州のスマートシティー「国際金融テックシティー(GIFTシティー)」に支店を開設すると発表した。
発表によると、現地当局と日本の金融庁から支店開設に向けた関連認可を取得した。2024年度上期をめどに開業を目指す。
世界一の人口や経済成長への注目から、日本の大手銀行はインドでの事業を拡大している。政府主導の経済特区やデジタルインフラ構築もあって、支店開設や現地企業への出資が活発になってきた。
インド初となるスマートシティーのGIFTシティーも政府主導のプロジェクトで、区画内では税制面などの恩恵を受けられる。インド政府は世界中から金融機関やIT企業を誘致することでニューヨークやロンドンのような金融ハブ都市を目指している。邦銀による支店開設は三菱UFJ銀行に続いて2例目。
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最終更新:3/28(木) 15:23
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