大谷選手の水原元通訳、「手続き上」無罪主張-次回有罪答弁の見込み

5/15 7:13 配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳、水原一平被告は14日、カリフォルニア州の連邦裁判所に出廷し、罪状認否で無罪を主張した。銀行詐欺と虚偽の納税申告の罪で刑事訴追された水原被告は既に有罪を認める司法取引に合意しており、再び行われる罪状認否で有罪を認める見込み。

ブルームバーグ・ローが報じた。

連邦検察当局は発表文で、無罪主張は合意済みの有罪答弁に向けた「手続き上の問題」だと説明した。水原被告の案件は同州オレンジ郡のジョン・ホルコム連邦地裁判事が担当する予定。

無罪の主張は同州中部地区連邦地裁のジャン・ローゼンブルース治安判事に対し行われた。水原被告はスポーツ賭博で膨らんだ借金を返済するため、大谷選手の銀行口座から約1700万ドル(約26億6000万円)を無断で違法なブックメーカー(賭け屋)に送金したとされる。

水原被告と弁護士はコメントを控えた。ドジャースの担当者にコメントを求めたが、すぐに返答はなかった。次の罪状認否の日程はまだ決まっていない。

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最終更新:5/15(水) 7:13

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