東京マーケットダイジェスト・7日 円高・株安

3/7 15:37 配信

トレーダーズ・ウェブ

(7日15時時点)
ドル円:1ドル=148.63円(前営業日NY終値比▲0.75円)
ユーロ円:1ユーロ=162.01円(▲0.80円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0900ドル(△0.0001ドル)
日経平均株価:39598.71円(前営業日比▲492.07円)
東証株価指数(TOPIX):2718.54(▲12.13)
債券先物3月物:146.25円(▲0.19円)
新発10年物国債利回り:0.725%(△0.015%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.03000%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)         <発表値>    <前回発表値>
1月毎月勤労統計(現金給与総額、前年比)  2.0%      0.8%・改
2月外貨準備高            1兆2815億ドル    1兆2918億ドル
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債            4846億円の取得超   2501億円の処分超・改
対内株式              2839億円の取得超   2063億円の処分超・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は軟調。日銀の早期マイナス金利解除への思惑が高まるなか、朝方から仕掛け的な売りが先行。日経平均株価の下落や本邦長期金利の上昇を受けてその後も円全面高の展開は変わらず、一時148.38円まで下げ足を速めた。
 なお、植田日銀総裁は参院予算委員会で「2%物価目標実現の確度、引き続き少しずつ高まっている」「政策金利の水準や利上げ幅はその時の経済・物価・金融情勢次第」「マイナス金利解除後の短期金利コントロール、付利を活用しながら行う」などと述べた。

・ユーロ円も軟調。日銀の政策修正期待から円高が進んだ流れに沿った。日本株安や本邦金利上昇も追い風となり、ユーロ円は一時161.78円、ポンド円は189.00円、豪ドル円は97.61円、NZドル円は91.12円までそれぞれ下落した。

・ユーロドルは小動き。円相場となったためユーロドル自体の動きは鈍く、総じて1.0900ドルを挟んで推移した。

・日経平均株価は3日続落。日銀の金融政策正常化が早まるとの思惑が浮上するなか、半導体関連株などを中心に利益確定売りが広がった。外国為替市場での円高・ドル安も重しとなり、指数は一時500円超下落した。

・債券先物相場は続落。日銀のマイナス金利解除に対する思惑から売りが強まった。30年債入札が弱い結果だったことも売りに拍車をかけ、一時146.10円まで下落した。

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最終更新:3/7(木) 15:37

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