〔NY外為〕円、156円台半ば(22日朝)

5/22 22:09 配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】22日午前のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の上昇を背景に円売り・ドル買いが先行し、円相場は1ドル=156円台半ばに下落している。午前9時現在は156円50~60銭と、前日午後5時(156円15~25銭)比35銭の円安・ドル高。
 米長期金利の上昇を背景に日米金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢となっている。複数の連邦準備制度理事会(FRB)高官が今週に入り、インフレ鈍化基調を確認しつつも、利下げ開始については慎重な見方を相次いで示唆していることも円の圧迫要因。
 この日午後に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(4月30日~5月1日開催分)を控えて様子見ムードも強い。ニューヨーク市場に入ってから円相場は156円半ば付近で狭いレンジの値動きに落ち着いている。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0830~0840ドル(前日午後5時は1.0849~0859ドル)、対円では同169円50~60銭(同169円49~59銭)と、01銭の円安・ユーロ高。(了)

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最終更新:5/22(水) 22:35

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