ボーイングが防衛資産の売却を模索、バランスシート強化へ-関係者

3/20 0:38 配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 米ボーイングは、少なくとも2つの防衛事業売却を検討している。過去数年で最大の危機を乗り切ろうとする同社にとって、バランスシート強化につながる動きとなる。

ファイナンシャルアドバイザーがボーイングに代わって複数の買い手候補に接触し、いくつかの小規模部門への関心を探っていると、事情に詳しい複数の関係者が匿名を条件に明らかにした。この取り組みは今年1月5日にアラスカ航空が運航するボーイング機で機体の一部が吹き飛ぶ事故が発生し、同社が厳しい調査の対象となる前から、ここ約1年にわたって進められていると、関係者の1人は話した。

関係者らによれば、売却の可能性がある資産にはボーイングのデジタル・レシーバー・テクノロジー部門が含まれる。同部門は政府の情報機関や国防関連顧客向けの製品を製造する。グローバル・サービス部門の防衛プログラムについても、複数の買い手候補に打診しているという。

ボーイングはコメントを控えた。

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原題:Boeing Explores Defense Asset Sales to Boost Balance Sheet(抜粋)

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最終更新:3/20(水) 0:38

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