東京市場サマリー(22日)

4/22 19:12 配信

時事通信

 【東京株式】反発=幅広く買い戻し
 プライム市場は、日経平均株価は、前週末の大幅下落を受け幅広い銘柄に買い戻しが入り、反発した。前週末の米半導体株の下落を受け、半導体関連株は売られたが、自律反発を期待した買いが上回った。日経平均の終値は前営業日比370円26銭高の3万7438円61銭。東証株価指数(TOPIX)は36.14ポイント高の2662.46。89%の銘柄が値上がりし、10%が値下がりした。出来高は17億0828万株、売買代金は4兆3070億円。
 【東京外為】ドル、154円台後半=米利下げ先送り観測で上昇
 東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米国の利下げ先送り観測で買い戻され、1ドル=154円台後半に上昇した。午後5時現在は、154円65~66銭と前週末(午後5時、154円47~48銭)比18銭のドル高・円安。ユーロは対円で上昇、対ドルはもみ合い。午後5時現在は、1ユーロ=164円82~84銭(前週末午後5時、164円59~60銭)、対ドルでは1.0658~0658ドル(同1.0655~0655ドル)。
 【東京債券】先物、大幅安
 債券先物は大幅安。長期国債先物の中心限月2024年6月物は前週末比45銭安の144円22銭で取引を終えた。長期金利の指標となる新発10年物国債374回債の利回りは0.050%上昇の0.880%となっている。
 【短期金融市場】無担保コール翌日物速報値、0.077%
 日銀が公表した短期金融市場での無担保コール翌日物の速報値は、加重平均が0.077%(前営業日確報値0.077%)、最高レートは0.078%(0.078%)、最低レートは0.045%(0.050%)だった。
 【東京原油】急反落=取引中のWTI安眺め一段安
 東京商品取引所のドバイ原油先物相場は急反落。中心限月9月きり(6番ぎり)の清算値は前週末比2040円安の7万8420円。日中立ち会いは、19日のニューヨーク原油(WTI)先物相場が中東の緊張緩和を背景に伸び悩んだため、大幅安で始まった。その後も取引中のWTIの下げに追随し、日中始値から大きく水準を引き下げた。
 【JPX金】NY安受け反落
 大阪取引所の金先物相場は反落。中心限月2025年2月先ぎりの清算値は前週末比64円安の1万1773円。日中立ち会いは、朝方のニューヨーク金先物相場が前日のJPX市場の取引終了時点を小幅に上回ったことなどから、続伸して始まった。しかしその後は、中東の紛争拡大への過度な警戒感が後退する中、取引中のNY金相場が軟調に推移したことを受け、値を消し、後半は下値を模索した。
 【経済統計】
◆白物家電出荷額、2年ぶり減=コロナ禍収束で反動
◆3月の粗鋼生産、3.9%減=23年度は1.1%減―鉄連
 【要人発言】
◆岸田首相、政治資金規正法改正の自民案「今週取りまとめ」
 【ニュースから】
◆米グーグルに初の行政処分=ヤフー広告制限、改善計画認定―公取委
◆4月の景気判断、関東、北陸、東海で下方修正=経済情勢報告―財務省
◆24年度、7割がベア実施=賃上げ、中堅・中小に広がり―財務省調査(了)

時事通信

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最終更新:4/22(月) 19:25

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