【日本株】2025年・新春の「おすすめ10万円株」2銘柄を紹介!インバウンドで過去最高益の「高島屋」、リスキリング関連の「リンクアンドモチベーション」に注目

12/22 21:21 配信

ダイヤモンド・ザイ

 【2025年・新春のおすすめ10万円株】今期も過去最高益を更新の「高島屋」、独自技術で組織変革を支援する「リンクアンドモチベーション」に注目! 

●今期絶好調で来期の見通しも明るい百貨店の「高島屋」、
人的資本経営を支える「リンクアンドモチベーション」に注目! 
 日本株の売買単位は原則として「100株」だが、100株を買うために必要な最低投資額は、銘柄によって数千円~数百万円までバラつきがある。当然、株価が安くて最低投資額が低いほうが買いやすいが、株価が安い銘柄は業績が悪いなどの理由で不人気な場合が多く、注意が必要だ。とはいえ、なかには最低投資額が10万円台以下の「10万円株」でありながら、好業績で成長性が高い銘柄もある。

 そこで、ここでは10万円台以下で買えて、アナリストが業績や成長性をチェックしたうえで”強気”と評価している「10万円株」の2銘柄を紹介していこう(※最低投資額などの数字は、2024年12月4日時点。投資判断は今後3カ月に関するもので「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階。投資判断や分析コメントはアナリストなど17名から構成された「ダイヤモンド・ザイ人気500銘柄分析チーム」が担当)。

 最初に紹介する「10万円株」は、12月4日時点で100株を13万円前後で買える高島屋(8233)だ。

 高島屋の上期の営業利益は、前年同期比38%増と快走。インバウンド売上の増加に加え、国内客も外商を中心に高額品が伸びた。シンガポールなど海外も堅調。年間配当は直近の計画から3円上乗せし、上限1500万株の自社株買いも実施中と、株主還元には前向きだ。

 一時は円高によるインバウンド減少が懸念されたが、杞憂となりそう。各利益とも通期で過去最高を記録する計画だ。来期の利益続伸をにらみ、株価は上値を試す。当面は1450円近辺がメドになりそうだ。

 続いて紹介するのは、100株を6万円前後で買えるリンクアンドモチベーション(2170)だ。

 リンクアンドモチベーションは、行動経済学や心理学などを取り入れた経営コンサル会社。従業員の能力を最大限に引き出す「人的資本経営」に取り組む日本企業が増えるなか、同社の役割は大きい。

 第3四半期時点の営業利益の進捗率は76%で、通期計画は達成できそうだ。多角的な分析で従業員の満足度や組織の課題を診断できる「モチベーションクラウド」も売上を伸ばしている。『7つの習慣』の研修ライセンスを持つFCE(9564)との業務提携も開始し、キャリアスクール事業の強化を図る。

ダイヤモンド・ザイ

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最終更新:12/22(日) 21:26

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