〔米株式〕ダウ続落、328ドル安=原油高や金利上昇が重荷(15日)☆差替
【ニューヨーク時事】15日のニューヨーク株式相場は、原油高と米金利上昇が重荷となって続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比328.09ドル安の5万2093.11ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は204.84ポイント安の2万5981.57で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比985万株減の11億8458万株。
中東情勢の緊迫化でエネルギー供給混乱の長期化懸念が強まり、投資家心理を圧迫した。ロイター通信は15日、紅海に面したサウジアラビア西部のヤンブー港で原油の積み込みが停止したと報じた。サウジの重要な東西パイプラインは稼働停止に追い込まれており、エネルギー供給の一段の不安定化が懸念されている。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は大幅続伸し、米国産標準油種WTIは、前日比4.38%高の1バレル=105.83ドルで引けた。一時は106.75セントと約4カ月ぶりの高値を付けた。
米債券市場では、長期金利の指標となる10年債利回りが15日未明には一時5.04%台に上昇し、2007年以来約19年ぶりの高水準を付けた。その後も5%前後で推移した。原油高で米国のインフレが加速するとの見方が強まっている。
市場では米連邦準備制度理事会(FRB)は15、16日開催の金融政策決定会合で、利上げを決定するとの予想が優勢だ。
ダウ構成銘柄では、アマゾン・ドット・コムやウォルト・ディズニー、ユナイテッドヘルス・グループは約2%安と軟調さが目立った。一方で、米人工知能(AI)企業のトップらが開発の減速を呼びかけたことが嫌気されて前日売られていたエヌビディアは0.7%高。原油高を好感してシェブロンは2.6%高となった。(了)
時事通信
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