〔NY外為〕円、155円台前半(15日)

配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】15日のニューヨーク外国為替市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちとなる中、原油高や米長期金利の高止まりなどを眺めて円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=155円台前半に下落した。午後5時現在は155円05~15銭と、前日同時刻(154円27~37銭)比78銭の円安・ドル高。
 米連邦準備制度理事会(FRB)はこの日から2日間の日程で開催しているFOMCの結果を翌16日に公表する。市場ではFRBが同会合で政策金利を引き上げるとの見方が大勢となっているほか、今週以降、複数回の利上げを余儀なくされるとの観測も拡大。中東情勢の混乱を背景とした原油価格高騰を受けインフレ懸念が強まる中、15日のニューヨーク金融・債券市場で、米長期金利の指標である10年債利回りが一時5.04%台に上昇し、2007年以来約19年ぶりの高水準を付けた。米原油先物相場や米長期金利の高止まりを背景に、相場は終日、円売り・ドル買いの流れが続いた。市場では、FOMC声明やウォーシュFRB議長の記者会見から今後の金融政策の方向性を見極めたいとの思惑も強かった。
 一方、ベセント米財務長官は15日、下院金融サービス委員会で証言し、日本の為替介入に関し、「われわれに対する日本財務省の透明性は高い」と評価。ベセント氏は円高が進めば、「為替介入のため日本が米国資産を売却する必要がなくなる」と述べた。
 日銀が17日から2日間の日程で開く金融政策決定会合では、1.25%への追加利上げに動くことがほぼ確実視されている。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1536~1546ドル(前日午後5時は1.1544~1554ドル)、対円では同178円93銭~179円03銭(同178円21~31銭)と、72銭の円安・ユーロ高。(了)

時事通信

最終更新:

最近見た銘柄

ヘッドライン

マーケット指標

日本株ランキング