(ブルームバーグ): S&Pグローバル・レーティングは28日、通信会社アルティス・フランスの格付けを「CCC+」に引き下げた。従来は「B-」だった。2日間で2社から格下げされたことで、同社の債務を組み入れたローン担保証券(CLO)に混乱をもたらす恐れがある。
経営難に陥っている同社は先に、投資家との電話会議で積極的なレバレッジ目標を達成するため債権者がヘアカット(債務減免)を受け入れる必要が生じるとの見通しを示していた。
ムーディーズ・レーティングスは27日、アルティス・フランスの格付けを「Caa2」と、従来の「B3」から2段階引き下げていた。
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原題:Altice France Rating Cut by S&P as Drahi Races to Lower Debt (2)
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最終更新:3/29(金) 19:48
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