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ラクトJ | 2,618 | -52 |
ラクトJ <3139> が3日ぶりに反発、296円高の2606円を付け、3月22日の年初来高値2484円を大きく更新した。前週末12日引け後、24年11月期第2四半期累計(23年12月-24年5月)の連結業績予想を上方修正し、好感された。
第2四半期累計の業績予想で、売上高を770億円から800億円(前年同期比0.6%減)に、経常利益を16億円から18億円(同33.9%増)に引き上げた。国内事業の輸入乳製品原料、食肉関連商品の販売およびアジア事業におけるチーズの販売が順調に推移。利益面では、国内の乳原料販売で、主要商品である粉乳調製品の販売が期初想定より堅調に推移したことに加え、アジアにおいても乳原料販売の利益率が想定を上回ったことなどを織り込んだ。
通期の業績予想については、国産脱脂粉乳在庫問題の解消や国内の食品需要の回復による輸入乳製品原料需要の本格回復が期待される一方、24年度も継続実施が予定されている国産脱脂粉乳在庫の対策事業の影響や、食品の値上げが続くことによる消費動向や天候などによる夏季の食品需要変動など不確定要素が多いとして、従来予想を据え置いている。
15日の終値は、前週末比152円高の2462円。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
最終更新:4/16(火) 7:34
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