日経平均VIは昨日の水準近辺、株価下落だが警戒感は広がらず

5/22 14:08 配信

フィスコ

 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+0.01(上昇率0.06%)の17.12と小幅に上昇している。なお、今日ここまでの高値は17.20、安値は16.62。

今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。取引開始後も日経225先物は戻りの鈍い展開となったが、市場では今日の下げは4月19日から続く緩やかな上昇相場の中での調整という見方もあり、市場心理が悪化することはなかった。また、今日は下値を売り急ぐ動きも見られないことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは大きくは広がらず、日経VIは概ね昨日の水準近辺で推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《SK》

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最終更新:5/22(水) 14:12

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