前場コメント No.5 マースGHD、日置電、エーアイ、247、JMACS、バリューC

4/16 11:32 配信

トレーダーズ・ウェブ

★9:13  マースGHD-大幅安 前期営業益を上方修正も利益確定売り
 マースグループホールディングス<6419>が大幅安。同社は15日、24.3期の連結営業利益予想を従来の93.0億円から116.5億円(前の期比2.8倍)に上方修正すると発表した。

 スマート遊技機の需要が好調だったほか、新紙幣発行に伴う設備の更新需要が増加してきていることから、各利益が前回予想を大幅に上回る見込みであることを踏まえた。

 併せて24.3期通期の期末配当予想を45円から90円(前の期末は35円)に上方修正すると発表した。年間配当予想は150円(前の期は70円)となる。
 
 なお、株価は直近に年初来高値を更新するなど、高値圏で推移していたことから、利益確定の売りが優勢となっている。

★9:14  HIOKI-売り気配 1Q営業益31%減 バッテリー市場での需要減が響く
 HIOKI<6866>が売り気配。同社は15日、24.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は16.1億円(前年同期比31.1%減)だったと発表した。売上高は91.1億円(同9.1%減)となった。

 中国などアジアにおけるバッテリー市場での需要の落ち込みなどにより、減収減益となった。1Q受注実績は前年同期比13.7%減だった。

★9:15  エーアイ-大幅高 前期営業益を上方修正 法人向けの売上が伸長
 エーアイ<4388>が大幅高。同社は15日、24.3期の連結営業利益予想を従来の5500万円から8100万円(前期比4.3倍)に上方修正すると発表した。

 利益率の低いコンシューマー向け製品の売上が減少した一方で、利益率の高い法人向け製品と法人向けサービスの売上が増加したほか、販管費の抑制も寄与した。

★9:16  247-反発 通期営業赤字2.9億円見込む 1Qは2.0億円の赤字
 トゥエンティフォーセブン<7074>が反発。同社は15日に、24.11期通期の営業損益予想を従来の1.6億円の赤字から2.9億円の赤字(前期は3.6億円の赤字)に引き下げると発表した。

 1Qにおいて、引き続き新規顧客数増加および既存顧客の維持拡大に向けて、テレビCMを含めた積極的な広告宣伝投資を実施した。テレビCM放映エリアについては認知度の向上による一定の集客効果があったものの、CM未放送エリアでは、当初想定していた集客を達成することはできなかったことが響く。

 併せて発表した、24.11期1Q(12-2月)の営業損益は2.0億円の赤字(前年同期は1.5億円の赤字)だった。

★9:16  247-反発 NOVA親会社のいなよしキャピタルパートナーズが1株350円でTOB 上場は維持
 トゥエンティフォーセブン<7074>が反発。同社は15日、いなよしキャピタルパートナーズ(東京都品川区、代表取締役稲吉正樹氏)による同社株に対する公開買い付け(TOB)に関して賛同の意見を表明するとともに、株主に対して公開買い付けへ応募するか否かについては、株主の判断に委ねると発表した。
 
 TOBの買付価格(普通株式)は1株につき350円、買付期間は4月16日~5月16日。買付予定数は369万0200株。下限と上限も同数となる。TOB成立後も同社の上場は維持される見込み。なお、応募予定株主(同社代表取締役社長の小島礼大氏)は、応募契約に基づき、その所有する同社株式(384万3500株)のうち、369万0200株を公開買付けに応募することに合意している。

 併せて、同社、応募予定株主、公開買付者、公開買付者の連結子会社でありかつ稲吉正樹氏が代表取締役社長を務めるNOVAホールディングス(以下、NOVA)が、資本業務提携を契約をすることも発表した。

 公開買付け後はNOVAがフランチャイズ事業に関する経営ノウハウを提供する主な主体となることから、NOVAにも一定の対象者株式を所有させた上でNOVAと対象者との間の資本的かつ業務的な提携を推し進めることが、対象者の企業価値を向上させる観点から望ましいとし、公開買付者は、公開買付けの決済後、買付予定数369万0200株のうち、対象者株式32万9500株を、NOVAに対して、金融商品取引所外の相対取引により、公開買付価格と同額にて譲渡する予定している。

★9:17  JMACS-買い気配 今期最終益4倍見込む 前期は53%減
 JMACS<5817>が買い気配。同社は15日、25.2期通期の純利益予想を2.6億円(前期比3.7倍)に、年間配当予想を10円(前期は10円)にすると発表した。
 
 電線事業製品の顧客ニーズに応えられるよう付加価値の高い製品の開発・販売に注力し、収益基盤を強化するとしている。

 24.2期通期の純利益は7100万円(前の期比65.5%減)だった。会社計画の1.4億円から下振れて着地した。
 
 前期の開示修正に関する訂正追加業務・改善工数に加え、各拠点の移動費用に関しての販管費用、新工場建設に伴う旧社屋の取り壊し費用による特別損失がそれぞれ想定以上に発生したとしている。

★9:20  バリュークリエーション-急落 今期営業益4%増見込む 前期は52%増
 バリュークリエーション<9238>が急落。同社は15日、25.2期通期の連結営業利益予想を1.8億円(前期比3.9%増)だと発表した。

 外部環境について保守的に考慮して業績予想を設定したとしている。

 24.2期通期の連結営業利益は1.7億円(前の期比52.3%増)だった。四半期ベースでは同4Qの営業利益は700万円にとどまった。

 株価は好業績に期待した買いから足もと上昇しており、材料出尽くしのほか、保守的な会社予想を嫌気した売りが出ている。

★9:20  バリュークリエーション-急落 株主優待制度を導入 上場1周年記念株主優待も実施
 バリュークリエーション<9238>が急落。同社は16日8時、株主優待制度の導入および上場1周年記念株主優待の実施を決定したと発表した。

 毎年2月末時点で同社株式を100株以上保有する株主を対象に、保有株数に応じてQUOカードを贈呈する。また、それとは別に2024年8月末時点で同社株式を100株以上保有する株主を対象に、QUOカード1000円分を贈呈するとしている。

 なお、株価は15日に発表した決算を嫌気した売りが優勢となっている。

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最終更新:4/16(火) 11:32

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