(ブルームバーグ): フィリピン・ペソは1年5カ月ぶりの安値に下落しているが、フィリピン中央銀行のレモロナ総裁は17日、年内もしくは来年初めの金融緩和の路線を妨げるほどのものではないとの考えを示した。
レモロナ氏は月例ブリーフィングで、「中心的なシナリオは第4四半期に緩和することだろう。状況が悪化した場合は、2025年第1四半期に先送りとなるかもしれない」と語った。
ペソの動きは「今のところ」、5月16日の次回政策決定会合で「われわれが行うかもしれないと考えていることを変えることはないだろう」と述べた。
原題:Philippine Central Bank Says Peso Drop Won’t Derail Rate Cut (1)(抜粋)
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最終更新:4/17(水) 15:02
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