日経平均は352円高と大幅続伸、市場参加者が少ないなか堅調推移=18日後場
18日後場の日経平均株価は、前日比352円68銭高の3万4730円28銭と大幅続伸。TOPIX(東証株価指数)も同28.92ポイント高の2559.15ポイントと上昇した。朝方は、現地17日の米国株安や円高などから売りが先行。ただ、売り進む動きがみられず下げ渋った後は上昇に転じ、上げ幅を拡大。買い一巡後は、もみ合い商状となる場面もみられたが、現地18日の欧米株式市場は聖金曜日の祝日で連休となることから、市場参加者が少ないものの、総じて堅調に推移した。日経平均は午後2時21分に同381円37銭高の3万4758円97銭を付けるなど、高値圏で取引を終えた。
東証プライム市場の出来高は14億7621万株、売買代金は3兆3015億円。騰落銘柄数は値上がりが1496銘柄と9割を超えた一方、値下がりは120銘柄で、変わらずは20銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち32業種が上昇、1業種が下落した。中外薬 <4519> 、第一三共 <4568> などの医薬品株や、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> などの海運株が上昇。INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株や、三井倉HD <9302> 、住友倉 <9303> などの倉庫運輸株も高い。大林組 <1802> 、清水建 <1803> などの建設株や、7&iHD <3382> 、ファストリテ <9983> などの小売株も堅調。出光興産 <5019> 、ENEOS <5020> などの石油石炭製品株や、東レ <3402> 、ゴルドウイン <8111> などの繊維株もしっかり。一方で、リクルートH <6098> などのサービス株が下落した。
個別では、住友ファーマ <4506> 、チヨダ <8185> 、M&A総研 <9552> 、テレビ朝日H <9409> 、オープンドア <3926> が上昇。半面、スクリン <7735> 、ミスミG <9962> 、キオクシア <285A> 、芝浦 <6590> 、SMC <6273> などが安かった。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
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最終更新:4/18(金) 15:54