36歳・年収550万円会社員男性「慎重すぎる私」が積立投資を10年続けて正解だった理由

5/20 20:05 配信

あるじゃん(All About マネー)

2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

◆36歳・年収550万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?

今回は兵庫県に住む36歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

▼家族構成

本人(36歳)、妻(31歳)、長女(2歳)、長男(0歳)

▼金融資産

世帯年収:本人550万円、配偶者不明
世帯金融資産:現預金200万円、リスク資産650万円

▼リスク資産の内訳

・投資信託:400万円
・日本株:200万円
・暗号資産:50万円

▼積立投資実績

(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2018年から
・ロボットアドバイザーWealthNavi/2014年から、現在は解約済

2014年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

現在の投資額は、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)で「月3万円」。また現在は行っていないとのことですが、ロボットアドバイザーWealthNaviに「月3万円」積み立てをしていたそう。

運用実績については「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が「元本約300万円→運用益込400万円」、ロボットアドバイザーWealthNaviが「元本約100万円→運用益込150万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子。

「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、ロボットアドバイザーWealthNaviのどちらも右肩上がりで増加した。WealthNaviでの運用については、手数料が高いことから見直しを行ったため、途中で解約。自分が決めたルールに則って、毎月3万円投資信託に投資し、余力のある月は追加投資を続けていった。投資を始める前は200万円ほどの預金のみだったが、徐々に資産を増やし、3倍ほどまで資産を増やせている」と説明されています。

◆36歳・年収550万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?

積立投資を始めてよかった点として、「投資結果に一喜一憂することなく淡々と積立ができたので、いつのまにかお金が貯まっていたという心境。お金を働かせて、資産を増やすことができたことがよかったと思う」とコメント。

引き出す時期については「預金で対応できなくなるような事態になった際に、必要に応じて引き出す予定」とのこと。

投資に対するご自身の性格を伺うと、「出費に慎重すぎるところがあり、必要な投資でも決断に時間がかかる」とコメントされています。

今では「インデックス投資を淡々と継続することが大切」と感じているという投稿者。

積立投資を始める人に向けて「積立に必要な手数料はなるべく安いもの、インデックス投資を淡々と継続することをおすすめしたい」とアドバイスを残してくれました。

新NISAについても、「つみたて投資枠では、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をクレカ積立で月10万円ずつ。余力がある時に同じ銘柄で成長投資枠にも投資する」と語られていました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします

あるじゃん(All About マネー)

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最終更新:5/20(月) 20:05

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