9日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=155円台後半で推移している。朝方に公表された日銀金融政策決定会合(4月25-26日開催)の「主な意見」で円安を懸念する意見が相次いでいたことが分かり、ややタカ派寄りと受け止められて一時155円10銭近辺まで下落したが、国内輸入企業による実需のドル買いなどに支えられて持ち直した。その後、参院財政金融委員会に出席した植田日銀総裁の発言にも市場の反応は鈍く、午後はほぼ横ばいで推移した。
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最終更新:5/9(木) 15:03
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