米外為市場サマリー:良好な米経済指標やFRB高官発言を受け154円60銭台に上伸

4/19 7:58 配信

みんかぶ

 18日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円64銭前後と前日に比べて25銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=164円59銭前後と同20銭弱のユーロ安・円高だった。

 この日に発表された前週分の新規失業保険申請件数で労働市場の底堅さが示されたほか、米フィラデルフィア地区連銀が発表した4月の製造業業況指数が前月から大きく改善したことを手掛かりにドル買い・円売りが先行した。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が講演で「利下げを急ぐ必要はない」と述べ、米アトランタ連銀のボスティック総裁が「年末に近づくまで利下げに踏み切ることは適切ではない」と発言するなど、米連邦準備理事会(FRB)高官が利下げを急がない姿勢を強めていることもドル買いにつながり、ドル円相場は一時154円68銭まで上伸した。一方、ユーロは欧州中央銀行(ECB)の利下げ観測を背景に軟調だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0643ドル前後と前日に比べて0.0030ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS

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最終更新:4/19(金) 7:58

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