小林製薬は29日、健康被害が相次いでいる紅麹(べにこうじ)配合のサプリメントを摂取していた1人が新たに亡くなったと遺族から連絡を受けたことを発表した。これにより、同社のサプリを摂取していたとされる死者は計5人となった。同社は同日午後、大阪市内で記者会見を開く予定で、小林章浩社長らが被害状況などについて説明する見通し。
小林製薬によると、腎疾患を抱えて亡くなった人の遺族から28日、生前にサプリを使っていたと連絡を受けたという。摂取期間や因果関係などは確認中で、今後、調査を進めるとしている。同社は「お亡くなりになったお客さまのご冥福をお祈りし、ご遺族の皆さまにお悔やみ申し上げます」とのコメントを出した。
時事通信
最終更新:3/29(金) 12:58
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