アルビス、古河電工、出光興産など/本日の注目個別銘柄
<7475> アルビス 3000 +500
ストップ高比例配分。ライフコーポレーションが同社を買収すると発表。TOB価格は378
0円で前日終値比51%のプレミアムとなっている。株式の非公開化を企図しており、TOB
価格にサヤ寄せを目指す動きに。TOB期間は9月9日から11月10日まで。同社では賛同の
意見表明をし、株主に対しTOBへの応募を推奨している。なお、ライフコーポとしては
同業を買収するのは初めて、スケールメリットを追求するもよう。
<3687> Fスターズ 2244 +9
続伸。NTTPCコミュニケーションズ、ゲットワークスとともに、コンテナ型データセン
ター、NVIDIAアクセラレーテッドコンピューティングのサーバー、統合モニタリングツ
ール、監視・運用支援をワンパッケージ化した「水冷GPUコンテナDC-PKG」の提供を開
始すると発表している。提供開始日は9月8日としている。AIを活用したいが、基盤整備
や運用体制の確保が難しいという企業の増加に対応する。
<5801> 古河電工 4129 +463
急伸。米コーニングがベライゾンとの光ファイバー供給長期契約を締結したと発表して
いる。2027年から2032年にかけて8000万マイル超の高密度光ファイバーを供給、複数年
にわたる数十億ドル規模の受注となるようだ。これを受けてコーニングの株価は7.5%
の大幅上昇となり、米国市場では他の光通信関連銘柄も大きく上昇。東京市場でも同社
やフジクラなどの電線株が大幅高となっている。
<4238> ミライアル 1814 -46
大幅続落。前日に上半期決算を発表、営業利益は5.6億円で前年同期比67.3%増とな
り、従来予想の4.8億円を上った。通期予想は未定としているが、新たに公表した第3四
半期累計業績では、営業利益は11.7億円で同2.5倍としている。AI関連を中心とした先
端品の需要拡大、M&A効果などが好業績見通しの背景に。ただ、AI関連銘柄の一角とし
て好業績は織り込み済みか、出尽くし感が優勢となったようだ。
<5019> 出光興産 1660 +117
大幅続伸。NY原油相場が続伸、WTI先物10月限は前日比1.7%高となり約3カ月ぶりの高
値水準となっている。中東での軍事衝突が拡大しつつある中、イランの主要石油輸出拠
点であるカーグ島で爆発音があったとイランメディアが報じているもようであり、原油
供給逼迫への警戒が一段と強まる状況になっているもよう。同社やENEOSなど石油関連
株の強い動きも目立っている。
<4151> 協和キリン 2224 -139
大幅続落。開発中のVEGF受容体を標的とするチロシンキナーゼ阻害剤(TKI)であるtiv
ozanibを有効成分とするナノクリスタル化点眼剤KHK4951について、新生血管型加齢黄
斑変性患者を対象とした第2相試験データを取得と発表。主要評価項目として設定した
高用量群の低用量群に対する優越性は示されず、本試験では主要評価項目を達成できな
かったとしている。失望売りが先行する形となっているようだ。
<4203> 住友ベーク 7660 +760
急伸。前日に事業説明会が開催されたもよう。封止材に関しては、短期的にはAIデータ
センターやフィジカルAIが牽引役となり、さらに衛星関連やヒューマノイドロボット向
けも増加する見方を示すなど、成長への自信が感じられる形となっているようだ。ま
た、高機能プラスチックに関しては、航空機関連材料の売上高が2030年には250-300億
円となる可能性を示している。
<6779> 日電波 2737 +218
大幅反発。野村證券では投資判断を新規に「バイ」、目標株価を6000円に設定。AIデー
タセンターの光トランシーバ対応の高精度発振器で競争力を有しており、単価上昇を伴
う数量増が見込まれ、同分野向け事業は今後数年間で急拡大する見通しとしている。能
力増強効果が寄与し始める28年3月期から31年3月期にかけ、調整後営業利益は年率25%
成長を予想。同利益は今期49億円予想に対し来期は82.4億円と見込む。
<6997> 日ケミコン 2731 +103
大幅反発。JPモルガン証券では、目標株価を4300円から3700円に引き下げているもの
の、投資判断は「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げしている。株価下
落を受けてバリュエーションに割安感が強まったと判断。28年3月期から29年3月期にか
けては、AIサーバーでの800VHVDCへの移行による長L品需要の拡大に合わせて、業績モ
メンタムが加速すると予想しているようだ。
<5706> 三井金属 26200 +1295
大幅反発。みずほ証券では、目標株価を40000円から32000円に引き下げているものの、
投資判断は「中立」から「買い」に格上げしている。極薄銅箔、高周波基板用電解銅箔
など銅箔における優位性に変化はなく、市場拡大に応じた将来的な生産能力増強を示す
姿勢も評価、足元の株価調整で割安感が出てきたと判断している。機能材料を中心に、
27年3月期業績は会社計画を上回るとみているようだ。
《AT》
株式会社フィスコ
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