前場コメント No.4 ヤマダHD、エコス、きょくと、カナデン、ココナラ、コレック

4/16 11:32 配信

トレーダーズ・ウェブ

★9:09  ヤマダHD-急落 前期営業益を下方修正 未定だった期末配当は13円
 ヤマダホールディングス<9831>が急落。同社は15日、24.3期通期の連結営業利益予想を従来の505億円から414億円(前の期比6.1%減)に下方修正すると発表した。

 売上高減少の要因のほか、ヤマダホームズなどにおける来期の事業成長に向けた先行投資費用が発生したことを踏まえた。
 
 併せて未定としていた24.3期通期の期末配当予想を13円(前の期は12円)にすると発表した。普通配当12円のほか、創業50周年を迎えたことから記念配1円を実施するとしている。

★9:10  エコス-3日ぶり反落 今期営業益3%減見込む 前期は31%増
 エコス<7520>が3日ぶり反落。同社は15日、25.2期通期の連結営業利益予想を55.5億円(前期比2.9%減)に、年間配当予想を60円(前期は60円)にすると発表した。

 重点施策の実践により、地域の顧客より必要とされ続ける店舗の運営、企業価値の創造と同社グループの持続可能な成長をめざし、収益力の向上に取り組むとしている。

 24.2期通期の連結営業利益は571億円(前年同期比30.6%増)だった。前年同期比で、営業利益が増加した一方、販管費を抑えられたことが寄与した。
 
 併せて24.2期通期の期末配当を55円から60円(前の期末は55円)に上方修正すると発表した。

★9:11  きょくとう-買い気配 今期営業益80%増見込む 前期は黒字転換
 きょくとう<2300>が買い気配。同社は15日、25.2期通期の営業利益予想を1.5億円(前期比80.1%増)に、年間配当予想を11円(前期は8.5円)にすると発表した。
 
 事業の一部譲り受けで取得した店舗と、新規出店や店舗リニューアルおよびデジタル化による業務効率化の推進など、効果的な設備投資を実施することで業績の向上を見込む。

 24.2期通期の営業損益は8300万円の黒字(前の期は1.8億円の赤字)だった。会社計画の5000万円の黒字から上振れて着地した。前事業年度から実施している工場と店舗の統廃合による事業効率化が奏功した。

★9:12  カナデン-急騰 前期最終益を上方修正 増配も発表
 カナデン<8081>が急騰。同社は15日、24.3期の連結純利益予想を従来の32.0億円から34.8億円(前期比20.2%増)に上方修正すると発表した。

 FAシステムにおける部材不足の改善や製造業における設備投資が順調に推移したことに加え、円安による為替影響のほか、2023年12月に実施したM&Aも寄与した。

 併せて24.3期通期の期末配当予想を24円から29円(前の期末は22円)に上方修正すると発表した。年間配当予想は53円(前の期は39円)となる。

★9:13  ココナラ-急落 上期営業黒字転換も通期計画据え置きで失望売り
 ココナラ<4176>が急落。同社は15日に、24.8期上期(9-2月)の連結営業損益は1億8500万円の黒字(前年同期は1億4800万円の赤字)だったと発表した。通期の会社計画1000万円の黒字を上期時点で上回っている。

 マーケットプレイスが、今後のサービス拡大に向けて、機能の拡充やマーケティング投資によるユーザー獲得強化を進めたことなどにより、黒字転換となった。メディアが増益となったことも寄与した。
 なお、通期予想は据え置いたものの、決算説明会資料には営業利益は予想を上回る形で進ちょくしているとの記載がある。

 しかし、株価は上期時点で通期計画を大幅に上回っているにもかかわらず、通期計画が据え置かれたことから、失望売りが出ている。

★9:13  コレック-買い気配 Looopと業務提携
 コレック<6578>が買い気配。同社は15日に、Looop(東京都台東区)との業務提携を開始したと発表した。

 提携により、テレマーケティング事業において同社グループが提案するサービスラインナップに、Looopが提供する「Looop でんき」を追加する。
 「Looop でんき」は基本料金および燃料費調整額が0円で、顧客が電気を使用した分しか電気代がかからないという特徴がある。「Looop でんき」の取り扱いをスタートすることで、顧客に電気をより安心してお得に利用してもらえるよう、提案を進めるとしている。

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最終更新:4/16(火) 11:32

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