ドル・円予想レンジ:1ドル=150円80銭-152円00銭
4月1日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=151円台前半を軸にもみ合いとみる。前週末の米国時間は、「聖金曜日」で市場参加者が少ないなか、市場予想と一致した2月の米PCE(個人消費支出)価格指数を受けて上値が重くなったが、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が利下げを急がない考えを示したことがドル・円を支えた。きょうも海外は「イースター」関連で休場のところが多く、週明けの東京時間は動意薄の展開が予想される。ただ、寄り付き前にの日銀短観が弱い内容となれば日銀による緩和的な金融環境の長期化が意識され、ドル買い・円売りを誘う可能性がある。
<主な経済指標・イベント>
国内:日銀企業短期経済観測調査(短観、3月調査)
アジア:中国3月財新製造業PMI(購買担当者景気指数)
北米:米3月ISM製造業景気指数
その他:豪州、NZ、香港、ドイツ、フランス、英国、南アなどが休場
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提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
最終更新:4/1(月) 8:40
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