後場コメント No.3　日本ＢＳ放、ＣＩＪ、サンオータス、ヤマハ、湖池屋、住友林、リンガハット

★14:05　 日本ＢＳ放送－反落　上期累計営業益16％減　スタジオ更新費用など響く
　日本ＢＳ放送<9414>が反落。同社は4日、24.8期上期（9-2月）の連結営業利益は9.3億円（前年同期比16.4％減）だったと発表した。

　売上高減少のほか、2022年10月-2023年3月にかけて実施した、スタジオ設備更新に伴う償却負担の増加などが響いた。

★14:07　 ＣＩＪ－後場急騰　生成AIを中心としたR＆Dに特化した新組織を開設
　ＣＩＪ<4826>が後場急騰。同社は5日14時、R＆D（研究開発）に特化した新組織を、2024年7月1日より開設し運営すると発表した。
　
　今回新設する「グローバルビジネス・デジタルソリューションR＆D推進本部」では、生成系AIの活用やDX実現のためのマーケティングや企画、コンサルティングを担うとしている。

★14:10　 サンオータス－後場一時プラス転換　京急線2駅にシェアモビリティステーション新設
　サンオータス<7623>が後場一時プラス転換。同社は5日14時、京浜急行電鉄<9006>との連携協定に基づき、京急線馬堀海岸駅へ電動キックボードシェアステーション、京急線京急富岡駅へサイクルシェアステーションを新たに開設したと発表した。

　今回のステーション開設により、連携協定に関連する専用ステーションは42拠点となる。今後も連携して専用ステーションの開設を図ると同時に、脱炭素社会に即した新たなモビリティサービスの開発・提供により沿線価値の向上に努めるとしている。

★14:11　 ヤマハ－底堅い　AI活用した車室音響の最適化技術「Music:AI」を開発
　ヤマハ<7951>が底堅い。同社は5日、AIの活用により車室音響を最適化し、新しい音楽体験を提供する技術「Music:AI」を開発したと発表した。
　　
　2025年の量産開始に向けて開発中のハイエンドアンプに同技術を搭載し、国内外の自動車メーカーへ販売するとしている。

★14:30　 湖池屋－もみ合い　賞味期限延長と年月表示を実施
　湖池屋<2226>がもみ合い。同社は5日、食品ロス削減、物流業界の業務効率向上へつながる取り組みとして、4月より賞味期限延長および年月表示化を実施すると発表した。

　ガイドラインを見直し、従来の保存試験データの再検証および従来の賞味期限から1～3カ月後製品の検査を実施した結果、2～3カ月の賞味期限の延長が可能であることを確認した。また、年月表示化により、配送・保管・物流の効率化、日付逆転の削減など、売り場での作業効率改善に寄与をめざすとしている。

★14:39　 住友林業－3日ぶり反落　豪州で賃貸用集合住宅開発事業に初進出
　住友林業<1911>が3日ぶり反落。同社は5日、100％子会社のＳｕｍｉｔｏｍｏ　Ｆｏｒｅｓｔｒｙ　Ａｕｓｔｒａｌｉａ（豪州、以下ＳＦＡＵ）が3月28日に、豪州Ｃｅｄａｒ　Ｐａｃｉｆｉｃ（以下ＣＰ）が開発する賃貸用集合住宅1プロジェクトへ参画したと発表した。

　同社とＣＰは同プロジェクトを通じて、豪州の社会課題である住宅不足の解消・住宅アフォーダビリティの改善に貢献していくという。また、豪州を中心に木造・ESGに特化した不動産開発を展開していくことで脱炭素化への取り組みを加速するとしている。

　なお、株価への好影響は限定的となっている。

★14:39　 リンガーハット－反発　3月度の純既存店売上高12％増
　リンガーハット<8200>が反発。同社は5日14時30分、3月度の純既存店売上高は前年同月比11.5％増だったと発表した。全店は同11.5％増となった。