東証グロ-ス指数は4日続落、IPO中心の地合いで売買代金も減少/グロース市況

3/27 17:06 配信

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東証グロ-ス指数は4日続落、IPO中心の地合いで売買代金も減少

東証グロース市場指数:-5.61 ()
出来高:1億1391株
売買代金1683億円:
東証グロース市場250指数:-4.80 ()
出来高6699万株:
売買代金897億円:

 本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数とも4日続落。値上がり銘柄数は234、値下り銘柄数は297、変わらずは38。 26日の米国市場は続落。ダウ平均は31.31ドル安(-0.08%)の39282.33ドル、ナスダックは68.77ポイント安(-0.42%)の16315.70、S&P500は14.61ドル安(-0.28%)の5203.58で取引を終了した。利下げ期待を受けた買いによって、寄り付き後は上昇。ソフトランディング期待も支援し、相場は終日堅調に推移した。しかし、終盤にかけ月末、期末絡みの調整で売りに転じ終了。 米国株は下落したものの、東証グロース市場は高安まちまちで取引を開始。東証グロース市場指数、東証グロース250指数ともに前日終値水準で取引を開始したが、IPO銘柄中心の売買となったことで、両指数とも前日比マイナス圏に沈んだ。権利取り最終売買日となったことで東証プライム市場に関心は向かい、売買代金も減少した。 個別では、厚生労働省が、SB623の品質について「治験製品と本品との同等性/同質性が判断できない」と記載したことが引き続き売り材料視されてサンバイオ<4592>が売り優勢となった。時価総額上位銘柄では、ispace<9348>、GMOフィナンシャルゲート<4051>が下落。下落率上位銘柄では、ネットスターズ<5590>、ハッチ・ワーク<148A>、STG<5858>がランクイン。 一方、直近IPO銘柄のイシン<143A>、ソラコム<147A>がストップ高となった。時価総額上位銘柄では、サンウェルズ<9229>、ライフネット<7157>が上昇。上昇率上位銘柄では、エコナビスタ<5585>、スマレジ<4431>、アイビス<9343>がランクイン。 東証グロース市場Core指数では、サンウェルズ、ライフネットのほか、フリー<4478>、MacbeeP<7095>が上昇。 なお、本日東証グロース市場に上場したシンカ<149A>の初値は公開価格を26.6%上回る1671円、ダイブ<151A>の初値は公開価格を77.2%上回る3225円となったほか、東証スタンダード市場に上場したコロンビア・ワークス<146A>の初値は公開価格を13.5%上回る3745円となった。

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最終更新:3/27(水) 17:06

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