テスラ、ＡＩと自動運転車に関連した機会は１兆ドル超の価値との指摘＝米国株個別

（NY時間10:46）（日本時間23:46）
テスラ　337.37（-3.67　-1.08%）

　本日のテスラは下落しているものの、アナリストは今後の同社への期待は高いと指摘している。「買い」の投資判断を維持したほか、目標株価も従来の３５０ドルから５００ドルに引き上げた。４６％の上昇を示唆。自動運転車の大規模な成長時代が迫る中、同社株は回復の可能性があると指摘。

　「来月のオースティン工場の立ち上げにより、大きな成長の次の章が始まり、同社にとって自動運転の黄金時代が間もなく到来すると考えている」と述べている。今年初めにマスクＣＥＯが行政効率化のイニシアチブを主導した役割が投資家を動揺させ、同社株は暗い時期に直面した。しかし、先日、マスクＣＥＯが同社を率いる決意を固めたことで、投資家は「ＡＩ革命」と呼ぶものにおける同社の役割に焦点を移すことができるようになった

　ＡＩと自動運転車に関連した同社の機会は１兆ドル以上の価値があると指摘。今後１２―１８カ月で同社の時価総額は２兆ドル近くまで上昇する可能性があるとも付け加えた。将来的なバリュエーションの上昇の大部分は、自動運転技術の成功に左右されるという。同社は今後１０年間でＡＩ分野における最高の企業の一つになる可能性があるとも述べている。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース（minkabu PRESS）