中国ナンバー３趙氏、米国を暗に批判－「覇権主義的ないじめ」は有害

（ブルームバーグ）： 中国共産党の序列３位で党中央政治局常務委員の趙楽際氏は28日、海南省で開催中の「博鰲（ボアオ）アジアフォーラム」で基調演説を行い、「覇権主義的ないじめ行為は非常に有害」だと述べた。

趙氏は具体的な国名には触れなかったが、米国を念頭に発言したとみられる。「保護貿易主義に加え、障壁を設けたり、サプライチェーンを切り離したり分断したりするようなあらゆることに反対しなければならない」とも語った。

世界経済フォーラム（ＷＥＦ）が開くダボス会議（年次総会）のアジア版とも呼ばれるボアオフォーラムは、４日間の日程を29日に終え閉幕する予定。

原題：China Rallies Asian Nations to Fight ‘Bullying’ in Jab at US (1)、Boao Latest: Chinese Leader Rallies Asia; Economy Seen as ‘Weak’（抜粋）

--取材協力：Ocean Hou、Mengchen Lu、Adrian Wong、Ben Westcott、Lucille Liu、Alan Wong、Grace Sihombing、Dong Lyu、Jason Rogers、Katia Dmitrieva、Martin Ritchie、Zheng Li.

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