１７日の東京外国為替市場見通し＝ドル・円、１５５円台半ばを軸にもみ合いか

ドル・円予想レンジ：１ドル＝１５５円００銭－１５６円００銭

　１７日の東京外国為替市場で、ドル・円は１ドル＝１５５円台半ばを軸にもみ合いとみる。前日の米国時間は、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が早期利下げに慎重な姿勢を示したことからドル買い・円売りが強まる場面があった。米４月住宅着工件数など市場予想を下回る米経済指標が目立ち、ドル・円の上値を抑えたが、今晩の米国では注目したい経済指標の発表が少ない一方、ＦＲＢ（米連邦準備制度理事会）高官による発言機会がある。早々の利下げに消極的な姿勢が示される可能性もあり、積極的なドル売り・円買いの動きはみられそうにない。

＜主な経済指標・イベント＞
国内：特になし
アジア：中国４月小売売上高、中国４月鉱工業生産、香港１－３月期ＧＤＰ（国内総生産）確定値
北米：米４月景気先行指標総合指数
欧州：ユーロ圏４月ＨＩＣＰ（消費者物価指数）、ノルウェーが休場
その他：ロシア１－３月期ＧＤＰ速報値、ロシア４月ＣＰＩ（消費者物価指数）

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提供：ウエルスアドバイザー社