23日の東京株式市場は日経平均株価が続伸した。前日の欧米株高を受け買い戻し優勢の地合いが続いたが、売買代金上位の半導体主力銘柄が総じて軟調な動きとなるなど、盛り上がりに欠ける展開となった。今週から主要企業の決算発表が本格化するなか、この結果を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせる要因に。売買代金もフシ目の4兆円を大きく下回り今年最低だった。日経平均終値は前日比113円高の3万7552円。プライム市場の値上がり銘柄数は936、値下がり銘柄数は651、変わらずは65。
本特集では、テクニカル指標「移動平均線のゴールデンクロス」と企業の持つ株主資本(純資産)からみた株価指標で、理論上の解散価値を示す「PBR」に注目しました。プライム市場において、短期的な上昇トレンドに転換した可能性が高まった、5日と25日移動平均線がゴールデンクロスを本日示現した銘柄をピックアップ。その中からPBRがプライム市場平均(1.42倍)を下回る上値余地のあるとみられる17社を選び出しました。
選出した銘柄は、本格的な上昇トレンドに転換しない場合でも、PBRが低く下値が限られるため、損失リスクが低いといえます。他の指標も併せて吟味し、買い候補として注目してはいかがでしょう。
銘柄名 PBR PER
<8336> 武蔵銀 0.38 9.1
<8522> 名古屋銀 0.42 13.1
<8524> 北洋銀 0.42 16.0
<5832> ちゅうぎんF 0.44 12.7
<5440> 共英製鋼 0.57 8.0
<7337> ひろぎんHD 0.65 12.3
<9543> 静ガス 0.69 13.5
<9678> カナモト 0.71 11.5
<9101> 郵船 0.75 9.5
<5191> 住友理工 0.75 10.0
<9107> 川崎汽 0.96 13.8
<4025> 多木化 0.97 21.9
<4974> タカラバイオ 1.08 60.7
<7520> エコス 1.12 7.2
<7951> ヤマハ 1.13 18.8
<2489> アドウェイズ 1.22 30.0
<4887> サワイGHD 1.29 -
※当情報は参考資料・データとして提供しております。売買に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
株探ニュース(minkabu PRESS)
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最終更新:4/24(水) 9:23
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