ETF売買動向＝9日大引け、全銘柄の合計売買代金2242億円

　9日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比30.4％減の2242億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同22.7％減の1854億円だった。

　個別ではｉシェアーズ・コア米国債７－１０年　ＥＴＦ <1656> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　金先物　ダブル・ブル　ＥＴＮ <2036> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> 、上場インデックスファンド海外新興国株式 <1681> 、ＮＥＸＴ　野村日本株高配当 <2048> など26銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳＦＴＳＥ世界国債 <2512> 、ＭＡＸＩＳ米国国債７－１０年（為替ヘッジあり） <2839> 、ＮＥＸＴ　ブルームバーグ米国国債　為替ヘッジあり <2648> 、ｉシェアーズ　米国債　３－７年　ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2856> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ米国投資適格社債 <2554> など6銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が6.59％高、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> が3.01％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が426円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1195億6800万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1603億600万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が224億1100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が91億9000万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が84億7200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が70億6400万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が54億8500万円の売買代金となった。

株探ニュース（minkabu PRESS）