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R-サンケイRE | 91,400 | +500 |
サンケイリアルエステート投資法人 <2972> が、第10期(2024年2月期)決算を発表した。
第10期は、総合型REITへ転換することを公表し、物件入替えを行った。「ホテルインターゲート京都四条新町」等ホテル3物件を取得する一方、「ブリーゼタワー」「品川シーサイドTSタワー」の残持分を売却した。これによりブリーゼタワーの売却益5,417百万円が発生したが、品川シーサイドTSタワーの売却損5,060百万円や、売却した物件の収益減少により、前期比8.2%減益となり、1口当たり分配金は2,221円となった。
期末のポートフォリオは16物件、資産規模(取得額合計)は860億円、有利子負債比率は47.9%。
第11期(2024年8月期)は、「S-GATE日本橋本町」の追加持分と「ベッセルホテルカンパーナすすきの」を取得。これにより賃貸収益は増加するが、物件売却益の減少により、前期比0.6%減益を見込み、1口当たり分配金は2,208円となる見通し。
第12期(2025年2月期)は、第11期に取得する物件の通期稼働により、前期予想比0.4%増益を見込み、1口当たり分配金は2,217円となる見通し。
ポートフォリオの入替えに伴い、オフィスの投資比率は60%へ低下した。
引き続き物件入替えによってポートフォリオの質を強化する方針。オフィスの投資スタンスは、従来の「近・新・大」から「近・新・中又はハイスペック」へ変更する。
JAPAN-REIT.COM
最終更新:4/18(木) 0:24
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