テザー、AI部門を設立し採用活動を開始――オープンソースのAIモデル開発を目指す

3/27 14:50 配信

CoinDesk Japan

世界最大のステーブルコインを発行するテザー(Tether)は、人工知能(AI)に特化した部門を設立し、人員募集を開始した。


この部門は、オープンソースのAIモデルの開発に焦点を当て、他社と協力しながら現実世界の課題を解決するプロダクトにAIモデルを統合することが目的だと同社は3月26日に述べた。


またテザーは、AI研究開発部門の責任者とAIエンジニアの募集をウェブサイトで開始した。同社は、時価総額1050億ドル(約15兆7500億円、1ドル150円換算)を誇るドル連動型ステーブルコイン「テザー(USDT)」の発行元として知られる。


AI部門は「AIの境界を再定義し、プライバシー保護を念頭に置いたオープンなAI技術を民主化する」とパオロ・アルドイノ(Paolo Ardoino)CEOは26日の発表で述べた。


昨年テザーは、マイニングやAIクラウドサービス事業を展開する、フランクフルト証券取引所上場のノーザン・データ(Northern Data)へ投資しAI領域に進出した。今回の新部門設立はAI領域におけるテザーの次の一手となる。


|翻訳・編集:行武 温|画像:Tether CEO Paolo Ardoino (Tether)|原文:Tether to Establish AI Unit, Starts Recruitment Drive

CoinDesk Japan

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最終更新:3/27(水) 14:50

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